原型師とはどんな仕事なの?
10年前を考えると、原型師という職業自体あまり知られていない職業でした。しかし、オークションサイトでの高額取引、アニメ等の人気で『原型師』という仕事が注目されるようになりました。でも、原型師とはどんな仕事なの?と疑問に思っている人も多いでしょうから、『原型師』がどいうった仕事なのかということを記載しておきます。いわゆるおもちゃとしての人形や、キャラクタービジネスにおける粘土造形といったものが代表的な仕事であり、昔は海洋堂等の会社に就職することでそのスキルを習得するということが多かったのですが、最近は通信教育や学校に通って専門的スキルを習得するということが可能になっています。また、近年は、原型師のスキルや技術を競うコンテストといったものも頻繁に開催されていて、こういったところでの受賞が、個人事業主としての信頼性をかちとったり就職に役立ったりするということがいわれています。実際に仕事を受けたりするという場合にはコンテストでのスカウトといったことが多いという珍しい職業であるということも一つの特徴です。ちなみに最近は、原型製作のみではなく、複製や彩色といった全てのスキルを習得するということが基本になっているようです。
原型師の給料は?
テレビや雑誌、そしてコンテスト等が話題にあがることが多くなっていて『原型師』という職業を選択肢の一つにしたいけど、詳細なことがわからないという人も多いでしょうから、この原型師の給料といったものをご紹介したいと思います。まず、この原型師という職業は技術職であり、給料はピンキリであり、月に10万円程度の給料であるという場合や、50万円オーバーの給料をもらっているという場合があります。さすがに3ケタオーバーとなると、コンテストでの受賞歴があったり、業界から高く評価されていることが必要でしょう。原型師という職業は、その会社から評価されるということも重要なポイントですが、実際に仕事をすると、コンテストやイベントで自分の作品をアピールする必要があります。ここで、国内メーカーや海外メーカーからスカウトを受けるということが多く、こういったところでの実績というものが給料(報酬)に大きく影響します。仕事としては非常に重要があるため、仕事を選ばないのであれば、年収300万円程度が平均ラインであり、ある程度実績があると500万円オーバーの年収であるということが多いようです。